WWDC

開発者ではないので関係ないといえば身も蓋もない話で、やはり深夜から始まるキーノートの内容は気になるのだけれど、OSに値段がつかなくなり配信であれば待つ他ないという現在、次に購入するとしても年の後半以降の新しいMacBookなので、世界の到来を待ちながら安らかに寝る。

ブループリント

フルスクリーンモードエディタといえばWriteroomが嚆矢であり、狭い世界で一世を風靡して、その思想自体は今やMac OSそのものに取り込まれた感がある。全画面表示モードがOffice macのWordにしかないというのもその流れだとは思うのだけれど、これはWindowsのWordにも是非、欲しい機能。このところMacのWordでは背景パターンを「ブループリント」にして使うのがマイブームとなっているのだけれど、このテクスチャは他では見ない落ち着いたブルーでなかなかよい。

Office for iPad

iPad向けのOfficeが公開されたというニュースにはオフィスワーカーとして反応する部分があって、早速ダウンロードして使ってみる。おお。
まず、iTunesの米国アカウントが必要である。ついで、フル機能を使うにはOffice 365のサブスクリプションも必要なのだが、こにあたりが用意できる向きには非常に快適なツールであり、本家オフィスの面目躍如。Surfaceで動いているオフィスに比べると機能では及ばないものの、シンプルに整えられたインターフェイスとその動作はWord/Excel/PowerPointそのものであり、Retinaで表示するMS明朝は美しくさえあって、なかなか大したものなのである。さすがマイクロソフトという印象をうっかり抱いてしまったのはもしかしたら初めてかもしれない。
もちろん、編集するファイルはOneDriveの上にあってこそ便利に使えるので、クライアントが優秀であれば、こちらとしても積極的に囲い込まれる用意がないわけではなく、クラウドも含めて使い込んでみるつもり。

iOS7.1

例によってあまり考えることなくiOSをアップデート。微妙に、ソフトウェアキーボードの文字が太くなっていたり、そのほかのごく細かいデザインの修正はどうでもいいといえばどうでもいいのだけれど、Touch IDの効きがえらく悪くなった感じなので、これはしまったと臍を噛む。
だがしかし、いったん登録済みの指紋を削除してやり直してみたら、そもそも登録手順に微妙な変更があって、結局のところ感度のほうも上がっているみたい。再登録を強く推奨。

MacBook Air 11

3台のiPoneに2台のiPad、白MacBookが2台とMacBook Pro 15インチ、MacBook Airがそれぞれ1台ずつ。ざっと数えても稼働中のApple製品は家庭の構成人員数を上回るわけだが、この上、MacBook Air late 2013の11インチモデルが届く。無論、覚えなく届いたわけではなくて、この春から大学生になるお嬢の入学祝いといったところなのだが、さっそく環境を整えてハードウェアとしての正常進化ぶりを確認する。速い。

Simplenoteでの縦書き

このところMacでもiPadでも、テキストエディタは新装なったSimplenoteを使っているのだけれど、その理由はすっきりしたインターフェイスと動作の安定性といったところで、もとより機能を重視していない用途だから、ひょっとしたら純正のメモアプリでも十分でないかとすら思っていた。
単に文字を連ねる使途であれば、メニューを吟味しようという気もあまりなく、吟味しようにもその名の通り、もとより至ってシンプルなものだから、右クリックのコンテキストメニューを表示してみたのもおそらく数えるほどなのだが。
Layout OrientationにVerticalというオプションがあって、純正のメモアプリなら「右から左」「左から右」というメニューだから、そもそも使いようがないといえるのだけれど、試しに選択してみると触れ込みの通り、日本語表示が縦書きにされてちょっと驚く。Mac文化圏では縦書きのワープロやエディタは希少なもので、横書き一択というのが常識というものではなかったか。伝説の物書堂謹製縦書き対応エディタの登場を待ち侘びて早、幾星霜というこの領域で、それなりに名のあるSimplenoteの縦書き対応の話題にこれまで触れたことがなかったのは何故かと、驚いたのはそんな理由ではあったのだが、試しにここまでの文書を打ってみたところ、特に不具合もなく、不自然な動作もなく普通に使えるので、訝しさは更に募る。

かわせみ2

類語変換を除けば、ことえりに比べて何かが特にいいということもないのだけれど、そこはそれ、ある種の記号に対して財を消尽するというのがMac道の基本であれば試用していた「かわせみ2」をレジストして正式採用。