Path

SNSはひと通り眺めてみる感じで、しかし何しろトモダチが少ないので興味も続かないのだが、最近アップデートしたというPathは、iPhoneのクライアントをダウンロードしてみて、その出来にいたく感動する。
FacebookやGoogle+の専用クライアントソフトの出来もなかなかのものだと思うし、印象としてはFacebookのそれが赤くなった感じながら、独特のUIは細部まで調整された設計であって、ディテールの繊細さが製品に対する信頼と期待を一段階引き上げているという点ではアップルにも通じるところがある。その使い勝手は実際に体験するのがいちばんであるとして、SNS用途ではなく、自分用のライフログソフトとして使えるくらい多彩な機能が、すっきり消化されているのがまたすごい。このあたりはそこらの垢抜けないソフトとは雲泥の差であり、誰にでも絵筆は持てるとして傑作をものにできる画家というのは一握りであるということがよくわかる。
Path
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング
この時点の価格: 無料

ATOK Sync

ATOKのオンラインアップデートでは、もろもろの辞書やらツールやらのいろいろをインストールすることができるのだが、ごちゃごちゃとした感じが嫌なのでこれまで遠ざけてきた。アップデートの通知がうるさいので、思い切ってインストールしてみたところ、訳のわからない辞書やら省入力データやらが組み込まれて早くも後悔している。ことに残念なのは辞書の同期ができるという触れ込みのATOK Syncで、独自のオンラインストレージを使う関係で何かと設定も面倒なのだが、それに見合う価値があるとはどうしても思えず、あれやこれや置き去りにされた感がある。

iDraw

いつの間にか師走。
アドビのライセンスについての政策はこのところ大いに変更されていて、そこから窺える心根をみる限り、長期的な凋落は避けられないのではないかとすら思うのだが、それは措くとしてもLion環境ではIllustrator CS3にも大きな不具合はないにして、いろんな古くささが気になっていたので代替のソフトを漁ってみる。
画像処理ではPixelmatorという大変、素性のよいソフトがあってワークフローに関係なければPhotoshopは要らないという気分になれるのだけれど、iDrawはそのIllustrator版という雰囲気のインターフェースを持っており、よく設計された使い勝手でちょっと感動する。安いし。
あらかじめいろんなシェイプが用意されているので簡単な図面を描く用途にはかなり重宝する。iPad版もあるようだけど、大きく育って欲しい感じ。
iDraw
カテゴリ: グラフィック&デザイン
この時点の価格: ¥2,200

Horizontal Alternates

最近、エディタはWriteRoomに戻って落ち着いてきた感があり、これをフルスクリーンで使うのではなく、通常のウィンドウにしてちまちまと書き込むのがスタイルなのだけれど、一緒に使っているQuickCursorも最近のアップデートによっておかしな挙動が少なくなってきた印象でますます使い勝手がよい。この手のソフトというのはしっかり動くという点が重要なのだが、そうはいっても差別化の要素はいろいろあって、WriteRoom 3.0の何がいいかといえば、標準のFontパネルを採用しているので、ヒラギノフォントで表示したときにTypographyオプションでHorizontal Alternatesが指定できるのである。要は、横書きのフォントが美しい。
WriteRoom
カテゴリ: 仕事効率化
この時点の価格: ¥850

Lion on VMWare Fusion 4.1

フルスクリーンモードの挙動が変わったVMWare Fusionの4.1が出ていたので早速、これをインストールしたのだが、ついでにライセンス規約の変更によって条件付きでインストールすることが出来るようになったMac OS 10.7を動かしてみる。作業自体は特に変わったこともないのだが、VMWare Toolsを導入しても、たとえばビデオドライバの動作はかなりバギーだし、キーボードもUS配列となってちょっと困る。つまり、サーバー用途なら何とか使えるというレベルで、まぁ、そもそもがLion on Lionという変態チックな環境なので、多くは望まない。

notePad

AppStoreというのは実に恐ろしい仕組みで、眺めているうちついふらふらということが多い。ランキング上位にあったnotePadというソフトも軽くてシンプルなところがいいし、simplenoteにはメールを直接起動してデータを送ることができるあたりもいいのだが、何しろエディタの類いばかり増えて困る。
notePad
カテゴリ: ユーティリティ
この時点での価格: ¥250

ATOK Passport

egbridgeの開発が止まって以降はATOKに転向して、最近では何の不具合もないし、角川の類語辞典を連携させて重宝しているのだが、ほぼ毎年バージョンアップがあるというあたりを考慮して月300円の定額制というやつを利用していた。年額にして3,600円で常に最新のバージョンが使えるのだから比較的にはお得だと思うのである。
その月額定額システムに、このたびATOK Passportというクロスプラットフォーム契約が出来たという案内が来たので早速移行してみる。これも月300円で、しかしMacだけではなくWindowsやAndroidでもATOKが利用できるというのだから、移らない手はないのである。
新しいシリアルナンバーを入手したら、移行アシスタントに従って入力をするだけだから難しいことは何もないのだが、さっそく仮想システムのWindowsにもATOKを導入する。