WriteRoomのバージョンが3.0に上がって、AppStoreに登場していたので早速、購入してみる。以前、ダウンロード販売だったころはシンプルなわりにそれなりの値段がついていて、iOS用のアプリにリソースを取られてか開発スピードも遅い印象だったのだけれど、今回はByWordやOmmWriterといった競合アプリと同程度の値付けで850円。この分野では先駆者とはいえ、それなりに競争は厳しいみたい。
3.0はLionに合わせて書き直されたというだけあって、メニュー体系も含めて大きく変更されていて、全体としては旧WriteRoomとByWordとOmmWriterから等距離にあるという印象で、はたしてこれでいいのかという感じはちょっとする。
好ましいのはエディタとしての性能が、かなりしっかりしていることで、たとえば9MBくらいのテキストを読み込ませてもサクサクと動いて、信頼性のベースがだいぶ違う。これが他の全画面エディタでは、そもそも読み込むことができないのである。
WriteRoom
カテゴリ: 仕事効率化
この時点での価格: ¥850
Apple
復元中
整理整頓、綺麗好きというあたりが災いして、ユティリティー系のソフトを入れると目一杯、削除に走るので失敗することも多いのだが、話題になっていたMagicanとかいうソフトを入れた挙句、削除しても大丈夫という甘言にのり、ろくに確認もせずプチっとやって稼働中の2台ともTimeMachineから復元するハメになる。いやはや。
Wren
アプリストアで見つけたTwitterのクライアントを買ってみる。投稿に特化したというのがウリの一品であり、タイムラインを参照する機能がないというあたりが潔い。ろくに投稿もしないのに何故かと問われても困る。
Lionに対応しており、全画面表示もできるのだが、通常のフローティングパネルと同サイズのコンソールが画面の中央にぽつんと浮くのである。もしかしたらこのあたりがZenっぽい。
Wren
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング
この時点での価格: ¥450
Sophos
Macのセキュリティ対策にはClamXavを使っているのだが、SophosのMacクライアントの評判もよいみたいだし、個人利用では無償なのでこれを導入してみる。ポイントはClamXavを残したまま入れるというところで、アンインストールが面倒というだけの話だが、今までのところ目立った不具合もなく、とにかく軽い印象でなかなかいいみたい。
Simplenote
このところテキストのクラウド環境としては、EvernoteではなくSimplenoteのプレミアムアカウントを使っている。この理由は二つあって、ひとつにはテキストなりの速さがSimplenoteにはあるということだ。iPhoneとMacBook Pro、Airそれぞれの環境で使えるのはEvernoteも同じだが、ことにiPhoneクライアントの動作にはA5のiPhone 4Sでさえ多少の重さがあって、そもそもがデータベースである以上、このあたりは致し方ないと思われる。
より重要なのは、SimplenoteのプレミアムパッケージにはDropboxとの連携機能があることで、この地味な機能の効用として、どんなエディタでも利用することが出来るのである。これはどえらい便利。OmmWriterで書いていたテキストを、意識せずにiPhoneで開いて作業を継続するという感じのワークフローに慣れるとあまりに快適なので、ちょっと後戻りできない。
iPhone三昧
iPhone 4Sは当然のことながら、いろいろと弄り甲斐のあるガジェットであり、引き続き遊んでいる。といっても、ゲームの類いは全く趣味でないので、主力はカメラといわゆる生産性ツール。寝転んでテキストを打ったり、ワン達の動画を撮ったり。評判の良いカメラの性能は無論、満足のいくものだが、お気に入りソフトの『8ミリ』の動作がキビキビとしているのがうれしくて、元の画質にキレがあるので加工後の映像も深みがあって何かと素晴らしい。
iPhone for S
ソフトバンクのオンラインショップで予約してあったiPhone 4Sが到着。早速、同封のmicro SIMを装着して、Webで機種切り替え手続きを行う。この手続き自体は一瞬で済むのだが、どうやらシステムの反映は1-2時間かかるものと見えて、いつまでたっても「圏外」表示が消えないので、ネットで検索した「再起動してみる」というあたりを試すと漸くアンテナが立って登録終了のMMSが送られてくる。
もちろん速いわ画面はキレイだわと3G世代からの乗り換えであれば感心するところはいろいろあるのだが、今回の眼目はやはりSiriであるとみえ、”Opne the pod bay doors”という質問をしてみるのはお約束として、噂に違わずかなり賢いエージェントであって、次世代のインターフェイスは疑似人格によってパーソナライズが進むに違いないと確信させる出来であり、しかもこれを実現するには巨大なクラウド設備が必要であれば大きな参入障壁となるものでもあって、いよいよエンタープライズの戦略と新しいコンピューティングの具体的な姿というものが見えてきた。そしてかの人物は、そうした未来を見越していたに違いないのである。