もちろん、この発表をチェックしている。感銘を受けたのはSmartCoverである。アップル製品の常として、事前の勝手予想はほぼそのハードウェア性能を議論したものだったが、イノベーションというのはもちろんこういうところにもあるのだという点で。世界はまだビジョンの本質に追いついていない。
Apple
ダイエット
体重にあらず。MacBook Airの環境を思い切り、切り詰めて再設定してみる。いろいろと使わないソフトが入っていたのだけれど、だいたいすっきりとした感じに片付く。振り返ってみれば、AppStoreで購入したソフトの大半は不要なものである。一番、使っているのは、やはりEvernoteとエディタ系のソフトだったりするのだが、ノート数が多くなっていささか重くなっていたEvernoteの中身を整理してバックアップに落とし、これまたすっきり。
WriteRoom
AppStoreがオープンしてからこのかた、エディタを何本も導入したりして、いかんいかんという気がするのだけれど、QuickCursorに続いていよいよWriteRoomが登場している。しかも600円。以前、オンラインで買ったのは25ドルだったと思うんですけど。かくの如く、すべてのものが安くなっていくなかでは、大規模ソフトウェアの開発費を回収するのも容易ではあるまいと一方では思う。
で、そのWriteRoomが2.5の正式版となっているのだが、これとQuickCursorとの連携にバグがあって、WriteRoom自体が認識されなくなっている。この回避にはinfo.plistの書き換えが必要で、つまり開発リソースの軽量化が必要になると同時に、テストやサポートのクオリティをどう維持するかということもまた大きな問題であるという一幕。
Ulysses
『ライ・トゥ・ミー』のオマケに入っていたドラマ『ラスベガス』の第1話を観る。がちゃがちゃした派手めのドラマという印象だが、複数のトラブルを平行して解決していくタイプの物語で、スマートな主人公が活躍するというあたりの展開は意外と好み。結構、面白いのである。お約束がきちんと果たされるタイプの連続ものというのは大外れが少ない。だがしかし、シリーズをフォローするというのはしんどいので、観ないだろうけど。
App StoreでUlyssesが安くなっていたので、ついつい買ってしまう。複数のテキストを統合するタイプのエディタは既にScrivenerを購入していて、いつだったかこれを使い込む決意をしたはずなのだが、文房具とエディタは不要でも買ってしまうというタチである。いやはや。Scrivenerよりもだいぶシンプルで、機能は絞られているもののキビキビとした感じがなかなかいいのである。全画面表示のコンソールモードも備えているのだけれど、これとは別のフルスクリーンモードというのがなかなかのものであり、みっしりと拡大表示された画面は気持ちいい。
MacBook AirにWidows7を導入する
ふと思い立って、MacBook Air 11″上のVMware FusionにWindows7を導入してみる。いやつまり、相当暇だということである。Windows XPについては、かなり快適に動作するのだが、Windows7ではどうかといえば、さすがに驚くほど速いという感じではないものの案外、頑張って動く。ボトルネックになっているのはビデオの性能かと思っていたのだが、Windows エクスペリエンスインデックスでみると実はプロセッサであり、これを2個割り当てる設定にするとちょっとはいいみたい。サブスコアが4.1くらいは出るようになる。最も優れているのはやはりディスクのデータ転送速度でこれが7.3。そうはいってもAeroも普通に動作する程度の性能はあって、そこらのNetBookよりはよほど快適である。
OmmWriter Dana II
AppStoreでOmmWriter Dana IIを購入する。以前は無料版を使っていたのだけれど、Danaになってからは任意金額での有料版というのが存在して、背景の写真とBGMが多いというあたりが無料版との差になっている。AppStoreでの価格は600円。ほかの全画面エディタと比較しても安いのだが、この金額は背景と音楽の代金ということになるわけで、きっちりと差別化した上で、おそらくは既存ユーザーの実績に基づいて定価を決めてくるあたりはなかなか考えられている。ライティングエディタとしての仕上がりも過不足ないもので、やはり悪くない。唯一残念なのはQuickCursorとの連携がとれないところで、QCのplistにキーを登録しても実際の動作は不具合が多い。
再インストール
一念発起してMacBook Proの環境を再インストール。DVDプレイヤーの起動中にNVIDIAのグラフィクスチップに切り替わると画面がブラックアウトしてしまう不具合に悩まされており、当初はソフトウェアのバグかと思っていたのだが、そのような不具合はどうやら報告されておらず、取り敢えず再インストールしたらどうにかなるかと思ってはいたのだがそれもなかなか大変というわけで長らく放置してあったのだけれど、初期化してみればちゃんと直っているのである。何故だかわからない。