この日、この地方では昼過ぎから3回にわたって、いわゆるゲリラ豪雨という感じの雨が降る。夕立の一回や、夜半の雨ならたまにあることではあるけれど、何回も降るというのはあまり経験のない話だ。八ヶ岳は繰り返しの落雷に山腹を浮かび上がらせている。
豪雨
深夜、このあたりでは雷鳴が轟き、大粒の雨が屋根を叩く音で目が覚める。そのまま朝方まで、かなりの量の降雨があって、これまた気候変動の影響であろうと考えて、違和感もあまり感じない。もしかしたら8月の夜更け、こういう雨が降ることもなかったわけではないけれど、かつてとはベースとなる気温がだいぶ違うのは確かだと思うのである。
前日に歴史上、最大の暴落を記録した東京市場はこの日、一転して最大の上げ幅となり、不安定な投資家の心理そのままの動きをみせる。とはいえ、どちらかといえば不確実性は下方にあって、しばらくは一喜一憂を繰り返すに違いない。
質への逃避
この日、日本市場はサーキットブレイカーの発動を挟みつつ4,400円を越える大暴落となり、ブラックマンデーの記録を塗り替える。かつてブラックマンデーを語る金融関係者の言葉は格別の感慨を含むものだったが、今日、それを更新することになろうとは誰も想像だにしなかったに違いない。円は141円となって、これまでのトレンドはいよいよ様相を変えつつある。市場が未来を先取りするというのであれば悪しきことが起こるのは、これからなのである。
ウェザーニュースPro
引き続き、稼働を続けている。日曜日だというのに朝から出かけて17時過ぎ帰宅。
降水ナウキャストを使って雨雲の状態を眺めるのが好きなのだが、ウェザーニューズがPC版のサービスを開始したというので登録してみる。Windy.comほどコンピューティングパワーを感じさせるつくりではないし、今のところスマホアプリの延長という感じなので続けるかは微妙だけれど、しばらく使ってみるつもり。
収拾
中東はイスラエルの連続的な暗殺によって、ガザ停戦に向けた交渉の行方は全く不透明となり、そもそも仮にも交渉をうたいながら、その相手を抹殺するというゲームを続けてどこに向かおうというのか、ほとんど誰にもわからない状況になっている。イランは報復を誓い、実質的に戦争状態に入ったと考えた方がいいのではなかろうか。人質の奪還というイスラエルのもうひとつの戦争目的は、そもそも手段を誤ったという点で達成不可能であろう。
この日、ニューヨークは株価を大いに下げたが、その理由は雇用統計を踏まえた景気の先行きへの心配ばかりではあるまい。
咳
コロナからこっち、効かなくなっていた臭覚はゆっくりと回復しているような気がするのだが、その他にも後遺症といえるような症状はあって、痰が絡む、咳が出るというあたりは時折、発作のように残っていて、迷惑だし、しんどい。ひょっとするとまだ、完治していないのではないかという気もするのだが、二つの出張を挟んで連続稼働が2週間に及んでいるにもかかわらず、週末も土日に出勤の予定が入っていて、盆に入るまで休みがないというのはどうなのか。
今年の7月は観測史上、もっとも高温だった7月として記録されたそうである。エルニーニョが収束してそれということであれば、いずれ呆気なく更新されるかりそめの記録であるには違いない。
潮目
引き続き中東での緊張は高まっている。この月も異常高温の予報が出ているのだが、同じような傾向が続いているように見えて、どこかで臨界を超える瞬間があるのではないかという気がする8月。インドに行く予定があるのでeVisaの申請をしたのだが、IT大国を標榜する割には癖のあるシステムが運用されていて、何回か入力をやり直すハメになる。いやはや。