第2シーズンの始まった『作りたい女と食べたい女』を観ている。この理不尽な社会で、いろんな思いを抱えながら生きている人たちが、不器用に言葉を繰りながら会話を重ねている感じがすごくいいと思うのである。クセになる。
このドラマ、はじめのうち春日さんが食べているのを野本さんがただ眺めているというフォーマットには、さすがに違和感があったけれど、このシーズンは位相がやや変わっているのがまたいい。
第2シーズンの始まった『作りたい女と食べたい女』を観ている。この理不尽な社会で、いろんな思いを抱えながら生きている人たちが、不器用に言葉を繰りながら会話を重ねている感じがすごくいいと思うのである。クセになる。
このドラマ、はじめのうち春日さんが食べているのを野本さんがただ眺めているというフォーマットには、さすがに違和感があったけれど、このシーズンは位相がやや変わっているのがまたいい。
いわゆる南岸低気圧の影響で昼前に降り始めた雪は、夜になって10センチほども積もる。大雪というほどではないのだが、警報が発せられて高速道路はもちろん、茅野市を通る国道は予防的に通行止めとなる。一瞬の判断の遅れが致命的になるとはこのことで、まだ降り始めだと思って油断していたのだが、帰路の高速道路は直前のタイミングで封鎖され、峠を越えて国道が閉ざされる前にはなんとか帰りつく。以前の大雪で、立ち往生したトラックで道路の復旧に数日かかって以降、このあたりの管理事務所は予防的措置に情熱を注いでおり、容赦なく通行止めを打ち出してくるのである。しかし、どうしろというのか。
この雪はあと数時間で止むという予報だけれど、もちろん朝の路面凍結と不可避的な渋滞こそ問題であって、今から在宅勤務を決め込んでいる。
Netflixオリジナルでの配信も予定されているけれど、テンセントで実写化された『三体』の配信が始まったので、これを観ている。さすがに冒頭の文革のシーンは省略されているというのが興味深い。微妙に垢抜けない演出が本邦の実写作品の雰囲気を感じさせるけれど、制作費は確かにかかっているように見えるのが中国っぽい。何にしても、あまり経験したことのないバランスの産物で、面白いと言えば面白いのである。
N-ONE RSの6ヶ月点検でディーラーまで。教習所ぶりにマニュアル車に乗っているわけだけれど、半年で7,000Kmほど走って感覚的なものはほぼ習得できた感じ。MTのほうが面白いという通説には一理あって、まず、眠気が来るということはないので、テンションのレベルが違うのである。
Apple Vision Proが米国で発売され、実使用でのレポートがいろいろ上がっているけれど、ARの仕上がりはさすがAppleの新製品というレベルのようで、これまた新たなメルクマールとなるだろう。しかし、現時点では、どうしたってディストピア感が漂う。
この前日、第5類移行後はよくわからなくなった感染拡大についての注意喚起が、再び会社でもあって、コミニティのなかでの集団的な発症事例が各所で観察されているのだろうと思う。久しぶり、NHKのニュースでも感染の拡大が起きているという話を扱っていて、いわゆる第10波のピークはかなり大きくなっているはずだが、何しろ全力で不可視化された結果、そんなことを今さら言われてもというのが社会の状況であるだろう。
しかし、周辺の事例では、予後はあまりよくなさそうだという印象があり、もちろんワクチンの重症化防止効果も既に期待できないだろうから、このインパクトはそれなりの重さとなるのではなかろうか。
『砂の上にも花は咲く』の最終話を観る。先週は1話だけの配信で、ちょっと引き伸ばされた大団円は、シルムの試合も丁寧に描いて全編の帳尻を合わせるいい感じの演出で、満足度を高めてきちんと終わる。丁寧なライティングは非常に好きだったのだけれど、あっけない事件の真相も話の端正さにつながってよくできたドラマシリーズだったと思うのである。主人公ドゥシクの造形は絶妙に好感がもてるし、相手を尊重するという今どきは当たり前の価値観を衒いなく語らせることでカッコよさに繋げていく脚本もうまい。佳作。
1月の終わり。この日、IMFは2025年までの経済成長の見通しを明らかにする。全体としてはソフトランディングの可能性を認めつつ、アメリカと中国は趨勢として成長が鈍化する見通しで、この時間帯の雰囲気をよく表している。世界は危うい均衡の上にある。
FRBは直近のインフレ期待の低下に期待を示しつつ、しかし5.5%近い政策金利の水準を維持することに決める。こうなると、まるでババ抜きのように、このバランスを打ち壊すのは何かというのが当面の関心か。それは突発的なイベントとして出来しそうな気もする。