Raycast AI

MacではRaycastを操作の中心において便利に使っていて、ほとんど欠かせないツールとなっているので有料アカウントに参加するのもありかと思っていたのである。とはいえ、設定のクラウド同期やスキンの変更にはニーズがなかったので見送っていたのだけれど、ChatGPTを使えるAI機能にはちょっと興味があって、というのも生成AIを使う際のハードルになっているのは、そのブラウザ操作ではないかと思っていたからなのである。ショートカットキーからAI Chatを呼び出して使うというのは、ちょっと便利なのではなかろうか。

というわけでGPT-4を使えるオプションまでつけてサブスクを開始してみたのだけれど、この使い勝手はやはり優秀で、ちょっとAIに尋ねてみる回数が明らかに増えている。費用対効果は悪くないんじゃないかと思うのである。

さようならマエストロ

『さようならマエストロ』の最終話を観る。基本的に1話完結のエピソードで話を積み重ね、最後はある程度、予定的に調和する日曜ドラマの手本のような構成で、最終回直前には父と娘の和解があり、芦田愛菜のツンデレという全編の見どころは制作の目論み通りに着して、こちらとしても特に言うことはない。面白かったのである。

この日、ロシアの大統領選はプーチンの圧勝を確認して終わる。TVにこの顔が映るたび、これは影武者じゃないかと疑って見ているのだが、そう思ってみると、どれも紛いものにしか見えない。

土木作業

朝から地区の作業に出動して昼まで。今年の3月は毎日曜日に行事が入っているというタフな状況で結構、大変なのである。午後、私用のLINEアカウントにメッセージが入って、仕事の対応をする羽目になる。いやはや。

BLUE GIANT

『BLUE GIANT』を観る。石塚真一による漫画を原作としたアニメーションだけれど、この漫画の方は未読。予備知識なしで十分に理解できるつくりになっていて十分、楽しめる話とはいえ、東京を舞台とした本作の前には仙台での物語があり、海外編にも続く構造があるらしい。その射程を前提に、描かれていない物語を想起させる演出が奥行きを作り出していていい感じ。陳腐な話になりかねないストーリーを、うまく紡いでいると思うのである。登場人物が20歳前という設定が俄かに信じがたい画風だし、汗と涙の描写がやや古臭い気がするとしてもだ。だがしかし、重体の人間とされた人間が突然あらわれてピアノを弾くというのは、さすがにいかがなものか。

The Eras Tour

Disney+に『Taylor Swift The Eras Tour (Taylor’s Version)』が来ていたのでこれを観る。いや、ちょっと覗くくらいのつもりが、つい見入ってしまう。これぞアメリカのショービジネスという舞台で、むしろどこか懐かしい。そして資本の壮大さに圧倒されるという趣向で、やはりアメリカのビジネスなのである。よくできている。

Arm64

忙しいといってもおかしくない状況にあるのだが、仕事用の環境をArm64ベースに移行するためのあれこれを検討している。ゼロトラストのサービスであれば特に気にするようなところもないのだけれど、レガシーを乗り越えるにあたっては思いがけない躓きもあったりして一筋縄では行かない。思うに、世界がクラウドに向かおうとする真の理由はここにある。

この日、国際原子力機関のグロッシ事務局長は福島原発を視察する。それに合わせ、政府はそのIAEAに30億円の拠出を表明する。外見的には国際機関の中立性を損なう振る舞いだということを意識する人間はいなかったのであろうか。深夜、福島沖を震源とする震度5弱の地震が起き、原発の事故現場付近を揺すって心胆を寒からしめる。

麻疹

にわかに麻疹の流行を心配する報道が増えている。その感染力を考えれば、もうかなりの範囲に広がっているに違いないのだが。この場合は、抗体を持つ人がどの程度、集団に含まれるかが感染の拡大をコントロールすることになる。

このところ忙しいのだが、地元のあれこれがそれに輪をかけて遅く帰宅。こうなると飯食って、寝るという感じになっている。生活とは。