『舟を編む 私、辞書つくります』の第3話を観る。引き続き脚本もよければ、撮影もいいという按配で、まぁ、面白い。オリジナルの変奏も、このレベルであれば世界の奥行きを一層、深くしようというものである。おすすめ。
この日、夕方近くなってから雪が降り始める。今シーズン3度目の積雪となり、翌日の昼まで振り続ける予想なので、高速道路や国道はふたたび閉鎖される可能性がある。さきの例では、通勤路の一部に難ありという感じだったので、明日は在宅勤務にしようと心に決めているところ。
『舟を編む 私、辞書つくります』の第3話を観る。引き続き脚本もよければ、撮影もいいという按配で、まぁ、面白い。オリジナルの変奏も、このレベルであれば世界の奥行きを一層、深くしようというものである。おすすめ。
この日、夕方近くなってから雪が降り始める。今シーズン3度目の積雪となり、翌日の昼まで振り続ける予想なので、高速道路や国道はふたたび閉鎖される可能性がある。さきの例では、通勤路の一部に難ありという感じだったので、明日は在宅勤務にしようと心に決めているところ。
『メタモルフォーゼの縁側』を観る。ウェブコミックを原作とした2022年の映画。岡田惠和が脚本を書いている。劇中に、出てくる人がみんな優しい、みんな頑張ったという作品評のセリフがあるのだけれど、基本的にはそんな感じの物語。ボーイズラブ漫画をきっかけに75歳と17歳が友だちになって、季節が一巡するという優しい世界のお話なのである。
宮本信子が『マルサの女』に出演していたのは1987年のことだから、もちろんこうした役回りにも違和感はないのだけれど、宮本信子と芦田愛菜は実年齢に近いところで演じていて、その芦田愛菜がやっぱりいい。『さようならマエストロ』を観始めてからこっち、芦田愛菜のファンである。全力疾走のシーンがいくつかあるのだけれど案外、小柄のその姿が凛々しい。エンディングロールの二人によるカバー曲『これさえあれば』も悪くない。
『ヘレディタリー/継承』を観る。トニ=コレットが神経質な雰囲気に入った役柄には独特のテンションがあるけれど、その緊張感は最後まで高まる一方。アリ=アスター監督の長編デビュー作で、『ミッドサマー』に直結するような狂気はここにも描かれている。いやもう、これは嫌な感じ。独特の雰囲気のあるミリー=シャピロが演じるチャーリーと、その陰惨な末路は夢にさえ出てくるであろう。この種のホラーを遡ると『ウィッカーマン』あたりは同じ系統にありそうだけれど、比較的に支持を得ることができたというのが大きく異なる点かもしれない。
この日、米軍はガザに食料を投下する作戦を開始する。即時停戦の決議に反対しつつ、それを必要としている人々の数に比べれば微々たる物量の支援であれば、政治的デモンストレーションに過ぎないと批判されても仕方あるまい。バイデン政権はますます支持を失い、トランプの再来をもたらすことになってもおかしくない。
Netflixで『パレード』を観る。冒頭から大震災の場面が続き、あらゆるものがあらかじめ失われている世界の描写が続く。主人公の長澤まさみは坂口健太郎に連れて行かれた不思議な待合で、自身が死んでしまったことを知らされる。場面はたびたび、震災直後の避難所に戻るが、その描写はどうにもリアルでやりきれない。それぞれの登場人物がどんな未練を残して亡くなったかを解明していく物語であれば、それも当然として。
まず、横浜流星という役者は顔立ちが整い過ぎているがゆえに損をしているところがあって、早逝した若頭の役回りからは、ずいぶんと達者な役者であることがわかると思うのである。なんかかっこいい。
この話はどこへ向かうのだろうと思わせつつ案外、物語的な結末が用意されているのだけれど、震災の記憶を重ねて引用する意味はあったのだろうかという気はする。
千葉沖での有感地震が続いている。いわゆるスロースリップというプレートの動きにともなうもので、それはしばらく続くことになるだろう。ことによったら大きめの地震をもたらすことも考えられるが、現時点でそれを見通すことができるものはどこにもいない。
一晩中降り続いた雪は10センチを超える積雪となる。雪質は柔らかく一方で水分の多いもので、日中の気温が上がったことで路上からは速やかに融けなくなる。
この日は4年ぶりの閏日で、夜、雪が降り始める。この雪は明け方まで降るという話だから明日の出勤は微妙な判断が必要になりそうな感じ。さて、4年前の閏日に何をしていたのかと遡ってみたのだけれど、特に感慨もなく『コタキ兄弟』を観ていたみたい。そういえばそんな日もあったような気がするのが日記の効能というものだが、4年あっても特に進歩があるというものでもないみたい。最終回目前の『作りたい女と食べたい女』を観ている。
『作りたい女と食べたい女』を引き続き観ている。第2シーズンも残すところあと2話で、全編の完結ということになるみたい。物語は野本さんと春日さんの同性カップルが、世間の風の冷たさに戸惑う展開。同性婚を認めることさえしないこの社会に鋭く異議申し立てをする脚本は、制作の意図を明確に示すもので好感がもてる。NHKのドラマ制作の現場には以前から一目置いてはいるけれど、ダイバシティについてのメッセージはたとえば『舟を編む』にも織り込まれていて、この崇高な役割自認と一貫性によって、世の潮流も徐々に変わっていくに違いない。